一生に一度は訪れたい奇跡の絶景 ウユニ塩湖!
(列車の墓場までの道のりは前回の記事をみてくださいね)
列車の墓場を出てウユニ塩湖へ、、、
街を出るともはや周囲は砂漠。そう、私が訪れた八月は乾期なんです。
ウユニ塩湖というと水に満たされた鏡張りの状態を想像するかもしれませんが、年の半分は乾期で干上がった状態です。
雨季と乾季どちらに訪れるかはお好み。
雨季はイメージ通りの鏡張りを見られます。ですが、天気が晴れで無風でないとあの光景は見られません。一週間以上滞在しないと状態のいい日には巡り合えないかもしれません。
その点から考えると乾期は意外とねらい目。
天気のいい日が多いし風には左右されないので一日や二日の滞在でも十分に絶景を楽しむことができます。
今回は短期しか滞在できなかったので乾期を選びました。
塩職人の町コルチャニについて、その奥がホテル。
コルチャニ村では塩の生成過程を見ることができます。
今回のホテルはなんと、、、
「塩のホテル」!!
ウユニ塩湖の周りには三つの有名な塩のホテルがあります。
塩湖から切り出した塩をレンガのように使って、床も壁も椅子も塩で作ったホテルです。
せっかく訪れたんだから塩のホテルがいい、塩湖の見える部屋がいい!
ちょっと奮発しましたが、絶対そうするべきだといえます!!
一時から昼のツアーがスタート!
食後なのにぼっこぼこの道を車で進んで死ぬかと思いました、、汗
塩湖に入る、ついに、、、
温泉みたいに地下から成分が出ていて変色している塩を見に寄り道したりしながらどんどん塩湖の奥へ、、、
その間も窓からずーーーっと絶景。
まず初めに行ったのがここ
ウユニ塩湖に初めて来た冒険家のモニュメントとウユニ塩湖初めてのホテル
このたくさんの国旗もいいですよねえ、真っ白なのもあって南極か北極に来たような気分笑
日本の旗が小さかったのがちょっと悲しいですけどね、、、泣
そして乾期ならではの楽しみですが、、
ウユニ塩湖の中に偶発的にこの五角形の模様が現れます
独り占めして写真撮影!!
そのまま向かったのはインカワシ島
突然塩湖の真ん中に表れてサボテンでゴビゴビの地の果てか地獄かなんかかと思うような山
不思議なウサギみたいなのに出会えたらラッキー
一生懸命山を登ってください、山頂は絶景です
息が上がって高山病になるのは気を付けて。
さて、ずいぶん満喫した気分ですがここからが本番、夕焼けの時間です!!
ほかのグループが見えない人気のない場所にスタンバイ、ガイドさんが机や食べ物を出し始めました
そう、夕焼けを見ながらワインを飲もうと!なんて贅沢な!
ゆっくりと日が暮れ始めて、空の色が変わっていく
(それに合わせてめちゃくちゃ寒くなっていくのでご注意を)
眺めながら飲むワイン、、、
世界で一番贅沢な晩酌
日が暮れるまで見届けて帰ります
そして夜
写真に収められなかったのが申し訳ないですが、星空も素晴らしかった、、、
でも思ったんです。
何でもネットで見られる世界だからこそ、こうやって自分の目で見ることが素晴らしいんだと
昼間のウユニ塩湖の壮大さも、夕焼けのコントラストも、凍てついた空気に生える星空も、スクリーンだって4Kの映像を使ったって現実には勝てないんだなあって
だからぜひ、自分の目で見に、訪れてみてください!
一生に一度は訪れたい奇跡の絶景 ウユニ塩湖!
(列車の墓場までの道のりは前回の記事をみてくださいね)
列車の墓場を出てウユニ塩湖へ、、、
街を出るともはや周囲は砂漠。そう、私が訪れた八月は乾期なんです。
ウユニ塩湖というと水に満たされた鏡張りの状態を想像するかもしれませんが、年の半分は乾期で干上がった状態です。
雨季と乾季どちらに訪れるかはお好み。
雨季はイメージ通りの鏡張りを見られます。ですが、天気が晴れで無風でないとあの光景は見られません。一週間以上滞在しないと状態のいい日には巡り合えないかもしれません。
その点から考えると乾期は意外とねらい目。
天気のいい日が多いし風には左右されないので一日や二日の滞在でも十分に絶景を楽しむことができます。
今回は短期しか滞在できなかったので乾期を選びました。
塩職人の町コルチャニについて、その奥がホテル。
今回のホテルはなんと、、、
「塩のホテル」!!
ウユニ塩湖の周りには三つの有名な塩のホテルがあります。
塩湖から切り出した塩をレンガのように使って、床も壁も椅子も塩で作ったホテルです。
せっかく訪れたんだから塩のホテルがいい、塩湖の見える部屋がいい!
ちょっと奮発しましたが、絶対そうするべきだといえます!!
一時から昼のツアーがスタート!
食後なのにぼっこぼこの道を車で進んで死ぬかと思いました、、汗
塩湖に入る、ついに、、、
温泉みたいに地下から成分が出ていて変色している塩を見に寄り道したりしながらどんどん塩湖の奥へ、、、
その間も窓からずーーーっと絶景。
まず初めに行ったのがここ
ウユニ塩湖に初めて来た冒険家のモニュメントとウユニ塩湖初めてのホテル
このたくさんの国旗もいいですよねえ、真っ白なのもあって南極か北極に来たような気分笑
日本の旗が小さかったのがちょっと悲しいですけどね、、、泣
ウユニ塩湖の中に偶発的にこの五角形の模様が現れます
独り占めして写真撮影!!
そのまま向かったのはインカワシ島
突然塩湖の真ん中に表れてサボテンでゴビゴビの地の果てか地獄かなんかかと思うような山
不思議なウサギみたいなのに出会えたらラッキー
一生懸命山を登ってください、山頂は絶景です
息が上がって高山病になるのは気を付けて。
さて、ずいぶん満喫した気分ですがここからが本番、夕焼けの時間です!!
ほかのグループが見えない人気のない場所にスタンバイ、ガイドさんが机や食べ物を出し始めました
そう、夕焼けを見ながらワインを飲もうと!なんて贅沢な!
ゆっくりと日が暮れ始めて、空の色が変わっていく
(それに合わせてめちゃくちゃ寒くなっていくのでご注意を)
眺めながら飲むワイン、、、
世界で一番贅沢な晩酌
日が暮れるまで見届けて帰ります
そして夜
写真に収められなかったのが申し訳ないですが、星空も素晴らしかった、、、
でも思ったんです。
何でもネットで見られる世界だからこそ、こうやって自分の目で見ることが素晴らしいんだと
昼間のウユニ塩湖の壮大さも、夕焼けのコントラストも、凍てついた空気に生える星空も、スクリーンだって4Kの映像を使ったって現実には勝てないんだなあって
だからぜひ、自分の目で見に、訪れてみてください!
一生に一度は訪れたい奇跡の絶景 ウユニ塩湖!の前の「列車の墓場」
ウユニ塩湖という名前は聞いたことがありますか?
では、どこの国にあるかわかりますか?
答えは、、、
ボリビアです!
ボリビア?どこそれ?
南米大陸にあります。
てなわけで今日は奇跡の絶景ウユニ塩湖について書きます。
その前編として寄道で行った列車の墓場について少し、、、
ウユニ塩湖へは、まず最寄りのウユニ空港に行くことから。
ウユニ空港は国内線しか飛んでいないので、首都のラパスからになると思います。
私は朝三時ごろラパスを出て日の出とともに到着。
、、、、え
なにもない、、、
これがウユニ空港についた感想。
周りは枯れた草と干からびた土、空港の建物は簡素で見たこともない小ささ、、、
ウユニ塩湖へはツアーがないと厳しいものがあり、ホテルのツアーに申し込んでいたので、空港で迎えを待ちました
迎えが来て車に乗り街にでる
規模は大きめの町だけれどどこかさみしく感じるのは、鉱山事業で盛り上がっていた時代の哀愁なんだろうか、、、
車は街を抜けてまず寄り道の「列車の墓場」へ
ウユニ塩湖周辺随一の観光スポット、「列車の墓場」は、100年前の鉱山で使われていた列車が数えきれないくらい放置されているところ
ゆがんだ骨組み、落書きされた車体、人気のない線路と遠くに見える鉱山、そしてそこから漂う何とも言えない哀愁、、、
列車が好きなわけでも、遺跡や歴史が好きなわけでもないけれど、すごくしっくりきて落ち着く、不思議な感覚
ガイドがポットを取り出して作ってくれたのはコカ茶。
聞きなれないな、、、
それもそのはず、日本ではコカ茶は違法ですから
「コカイン」といえばすぐ違法だとわかりますよね。
そのコカインの原料になるコカの葉を乾燥させて作るお茶がコカ茶。
高山病に効くらしく、南米の高地ではとってもポピュラー。
普通にティーバッグがスーパーに並んでいます。
そうそう、言い忘れていましたがここは標高がめちゃくちゃ高い。
富士山の山頂くらいの高さです。
飛行機でいきなり到着すると高確率で高山病を発症するので、時間がある方はコチャバンバなどの都市で順応をするか、そうでなければ高山病の薬を服用してください。
私は日本でダイアモックスという薬を処方してもらい、高地に行く前日から服用していました。
で、コカ茶ですが、ちょっとクセのある味。苦味と渋みと若干の臭み?とにかくなんか感じたことのない味。でもお茶にして摂取するのが正解なんだろうなあという感じがする。
ドクダミ茶みたいなクセの感じを想像してみるといいかも、、、
コカインだからといってハイになったりするわけでもなく、むしろ寒い高地で温かいものを口にしてホッとする、、、
コカ茶を飲んだ後はアスレチックのように列車によじ登って遊んで楽しかった!!
朝方で人がいない時間だったので独り占めできて最高でした!!
さあ、本題のウユニへ、、、
インド南東部 寡婦の問題
突然ですが、カースト制度、というのを聞いたことがありますか?
インドでは、多数派の宗教であるヒンドゥー教の身分制度であるカースト制度の文化があります。(現地ではヴァルナとジャーティ、という名称が一般的です)
カースト制度はざっくりいうと上のほうに司祭がいて、ちょっと偉いのが王族や貴族とか、その下に一般人、で、そのまた下に一般以下の「人間に満たない」人間がいる、みたいな構造。
その最下層にあたる人々(不可触民といわれダリットと自称している)がずっと差別されてきた歴史があります。
カースト制度による差別はとてもひどいものだったので、人権保護の考えが世界に広がる中で世界中から批判されて、1950年からカーストによる差別を禁止する法律が整備され始めました。そのかいあってか、都市部ではかなり差別がなくなって、この問題はもう過去の話のように思われています。
でも実際はどうなんでしょう?
現状は地域などに寄って全然違うと思います。あくまで私が訪れた街の話ですが、差別がなくなったなんて嘘、ひどい差別の現状を知りました。
私が会ったのはインドの南東部、スリランカに近い海があるタミルナード州の「ド田舎」カランガレイという街の寡婦の人たち。
寡婦?日本では聞きなれないですよね。
シングルマザー的なイメージですかね、特に、夫が亡くなって一人になってしまった女の人のことです。
※ここからは現地の人たちに聞いた話、一般的な資料と照らし合わせて正しいかどうかは分かりませんが、現地の人の声をまんまお届けしますね。
カースト制度の中で、寡婦たちは不可触民の中でもひどいレベル。
死体より不吉なくらい不吉な存在。
朝に寡婦を見かけたら一日不幸になると信じられている。
寡婦になるとどうなるの、、、?
・嫁ぎ先の夫の家から追い出される
・でも実家にも受け入れてもらえない
・誰も雇ってくれない
・財産は全部夫の家族のものなので一文無し
・社会保障なし
・おしゃれ禁止(アクセサリーやメイクにあたるもの、色や柄がかわいい服)
ざっと挙げてもこんな感じ。家もない、お金もない、助けてくれる人もいない、という感じ、、、
これはひどい、と思いましたよね
同じように思った外国のNGOなどが支援に入っているのですが、生活支援などを行ったところで周囲の差別的思想が変わらなければ根本的には何も変わりません。
ですが、伝統文化であるカースト制度に関して外国の人が思想面で介入するのは難しい部分が多いのです。
実際、差別する側もされる側も両方が持つ認識の一つとして
「カースト差別はよくないけれどカースト制度は自分たちの大切な文化だ」
というものがあります。その意見が一定数ある以上、やはり制度自体をやめようとか、変えようとかそういうのは違うのかも、とも思います
最近、寡婦の自助グループが増えてきています。
生活を助け合いながら、エンパワーメントしあって、勇気をもって周囲にも働きかけています。
それが少しずつ差別する側にも変化をもたらしてきた例もありました。
今後この活動がもっともっといい方向に進んでいくことを願います
考えたことがあれば、ぜひコメントください↓
自然の宝庫 南アフリカのサファリ
2019年2月、南アフリカのピラネスバーグ国立公園に行きました。
南ア三大都市の一つであるヨハネスブルクの北西、ボツワナに近いようなところ。
アフリカ大陸の他の有名なサファリに比べて面積も広くなく大規模ではないのですが素晴らしい経験ができたので聞いてくださいww
朝にヨハネスを出て車で鉱山の残るまっすぐな何もない道を半日、、、
昼下がりにサファリの入り口にあたるサンシティに到着。
まずは三時ごろから始まるゲームドライブ。
車高が高くて全面開放的な車で出発。
身の危険に関する書類にサインして一瞬緊張したけどそんなのもつかの間、ハンターみたいな恰好のガイドのおじさんをみてテンションが上がり、、
街と国立公園は柵で仕切られているのですが、それは動物園の柵とは全然違う印象だから不思議、、、
というのも、人間が動物を柵で囲って抑え込んでいるのではなく、「動物の世界の中に人間用に間借りされた土地」といった感じだから。
日本では動物たちより人間が強くて、人間が動物を支配している感じがしますが、ここでは人間が動物の中で「住まわせてもらっている」んだなというのを感じる。
でもそんな感慨に浸る暇はなく、石だらけのでこぼこ道で重い車が飛んだり跳ねたり大忙し。遊園地のアトラクション以上に体がふわっと浮いたり打ち付けられたり、、、
酔うとかそんな域を超えて、、、たのしい、、、
あ、そうそう本題の動物!
街を出てすぐには動物は出てきません。
2,30分走ってからでしょうか、最初にあったのはシマウマ。それから肉眼で米粒くらいの大きさのキリンやサイが見え始め、それがどんどん近づいてきます!!
ゾウも見かけたけど全部遠く、、、
あーー、やっぱりそんなに近くでは見られないのかな、と一瞬思ったりしましたがそんなことはなく!
ガイドさんが車を止めたのは原っぱ。
周りにはシマウマ、シマウマ、シマウマ、、、
手が届きそうなくらいの距離に親子が優雅に草を食べていて、その向こうでは追いかけっこ、、、
「ダーウィンが来た」の世界がまんま広がっていて、ファンだった私は大興奮、、!!
でも実はシマウマは地元の人にとっては全然大したことなくて、日本人にとってのカラスやハトみたいな、「いつでもいるじゃん。」って感じらしくて、、、
「もっとすごいのが見れるから楽しみにしてな」ってガイドさん。
もうすでに大満足だったけどこれは楽しみ、、、
その意味はすぐに分かりました。
車で走る道沿いに、クドゥ、ウォーターバック、インパラ、ヌー、、、
どんどん登場
でもガイドさんは止まる気配がなく、これも「オオモノ」ではないらしい
やっと車を止めたのはキリンの前、でもすぐ出発
次に車が止まったのはよくわからない休憩所みたいなところ、ここどこ!?
休憩を取った後に案内されたのは大きな池。
もう日暮れも近く、この時間になるとこの池にたくさん動物が集まるのだという。
水面に顔を出しているのはカバ
そこへゾウがやってきて、感動する私と逃げるカバ、、
最高にきれいな夕焼けとゾウがみられて大満足
日もくれたし、今日は終わりか、あとは帰るだけ。と思って車に。
満点の星空に見とれ、日本からは見えない南十字星も見えてそれに集中している間に、なにやらガイドが無線を受けて動き始め、、、
なんとびっくり、いつの間にか車の目の前に雄ライオン!
え、野生だ!本物だ!と同時に思ったこと、「小さくね?」
餌をたっぷりもらっている動物園のライオンと違い野生のライオンはおなかがシュッとしていて痩せているから小さく見える。
これが野生の厳しさなんだろか、、
でも百獣の王といわれるのに納得の威厳。
気づけば何台もの車がライオンを見に集まっていたけれど気にも留めない堂々たるウォーキング、モデル顔負け、、
かっこいい、、、
しばらく私たちを楽しませてくれた後、藪に消えていった、、
すごいものが見えたと大満足の私に最大のフィナーレが待っていた!!
それは、、、
ゾウ!!
車の前方に突然現れたゾウ、こちらに向かって歩いてくる、、、
「危ないから静かに」といわれて
電気を消し、息をひそめていると
たった50cmくらい先、息がかかりそうな距離をゾウが通過
ゾウの足音も、通った時の風も、皮膚の凹凸も、目に映る景色も全部、感じた、、
怖かったけど、近くて、すごくて、震えが止まらなかった、、、
そんな、満足すぎるドライブを終え、興奮冷めやらぬままに、でも明日の朝のドライブもあるし、就寝zzzz
翌朝、、、
日の出前に出発、朝日に迎えられサファリへ。
朝も朝で動物たちが動き回る時間。
優雅に朝の散歩をしている動物にたくさん出会いましたが、見どころだったのは、サイのおしっこですかねえ、、、
サイが車の真ん前でおしっこを始めたんです。
ホースから出る水のように太い大量のおしっこ、それが45秒も続くんですから圧巻です。見とれてしまいました。
ひとのおしっこなんてジロジロ見るもんじゃないんですけどね、、、笑
そして最後に珍獣に会えました。
レオパルド。ヒョウです。
足が速く警戒心も強いので見かけることもほとんどないし、一瞬で藪に消えてしまうのでしっかり姿をとらえられることはまずないんだそう。
なのに、、、
ヒョウは私たちと一緒に散歩をしているかのように同じ方向に向かってゆっくりと歩いてくれたのです!!
見事に周辺と調和する体の模様も、猫と同じようにしなやかに歩く足運びも、長くて張りのあるしっぽも、ちゃんと見せてくれました。
四年に一度のレアケースなんだとか。
幸せなことこの上ない、、、
大満足を両手いっぱいに抱えて、素敵な写真をスマホに詰め込み、サファリでの長くて素敵な一日、終了。
パナマの交通事情
2019年8月にパナマシティの空港を利用しパナマシティで1週間過ごした時の情報。
利用した交通機関はバスと流しのタクシーとウーバーです。
#空港―市内バスターミナル
パナマシティには新宿バスタのような巨大バスターミナルがあります。市民はあまり車やバイクには乗らずバスを好むようで本数も行先も尋常じゃない数あります。それらの中心になっているのがALBLOOKというバスターミナル。パナマシティのどこが目的地だとしてもとりあえずまずバスでALBLOOKに行けば何とかなるのではないかと思うような感じ。
まず空港の到着ゲートを出たフロアでスイカのようなカードが買えるのでそれを購入。ALBLOOKでチャージできるのでそんなに大金を入れる必要はありません。
バス停は空港を出て駐車場の脇を抜けて外の道路に出ると見つけられます。行先によって2つのバス停があるので周りの人に聞くといいかも。バスの利用者には空港職員も多いのでALBLOOK!!って連呼すれば教えてくれますww
カードは乗る時に必ずタッチ、そこで一定額が引かれます。だから降りるときはタッチしなくてもいいのですが近い停留所で降りるときなどはもう一度タッチするとお金が返ってくることもあるようだというのを発見しました。ちなみにバスは前乗り中降り。
ALBLOOKは地味に遠くて時間がかかりますが、メトロバスはエアコンもついていて快適なので景色を見てぼーっとしてればすぐです。
#バスターミナル―目的地
ALBLOOKから市内各所へ行くとき、バスが2種類あることに気が付きます。
空港から使ってきたのはメトロブス。もう一つチキンブスというのがあります。メトロブスは快適でちょっと高級で本数が少ない観光客向けといった感じ。行先はメジャーな場所だけ。一方で地元の人が使うのがチキンブス。汚い乗り合いバスですが本数も行先もメトロブスの比にならないくらいあります。
ふたつのバスはターミナルの建物の右側と左側といった感じで配置されています。どちらかの乗り場に行って行先を伝えて、メトロブス?チキンブス?って聞けば教えてもらえるでしょう。
#メトロブス
メトロブスはパナマ運河に行くとき、市内中心部をめぐるときに便利。新しくて快適です。
カードは乗る時に必ずタッチ、そこで一定額が引かれます。だから降りるときはタッチしなくてもいいのですが近い停留所で降りるときなどはもう一度タッチするとお金が返ってくることもあるようだというのを発見しました。ちなみにバスは前乗り中降り。
#チキンブス
チキンブスには、メトロブスとは別のカードが必要。ALBLOOKで購入できます。ALBLOOKから乗る時しか使わないので他の停留所を使う特は買わなくて平気。その代わり現金が必ず必要。細かいお金を用意して乗ること。
ALBLOOKからチキンブスに乗るには、チキンブス専用ゲートを通って専用ターミナルに入ります。この時にカードが必要。場所はだいたいいつもそこだけ混雑しているのですぐにわかります。
入ったら混雑でカオス、、、あっちこっちからバスの行き先を叫ぶ声が聞こえ大賑わい。近くの職員に行先を言えば案内してくれます。
乗り込んで待っているとすぐに発車。
おんぼろの車できつい山道もぐんぐん進みます。
でも乗り物酔いする人にはきついかも、、、
降りる場所は電光掲示など一切ないので大きい声で言うしかありません。慣れていないので乗るときに伝えておかないときついです。心配な人はGoogleMapで現在地と目的地を見ながら乗って近づいたら叫ぶのも手ww
料金は降りるときに請求されます。エアコンが付いているバスとそうでないバスで値段がずいぶん違います。
混んでくると3人掛けの席に4人5人と座り始めるので荷物が大きいときはタクシーがいいかも。
#タクシー
流しのタクシーは一回しか使わなかったのでぼったくり事情は不明。
その時は近くにいた現地人に頼んで安全そうなタクシーを拾ってもらいました。
中南米ではウーバーが結構主流。安定ですね。
ペラペラしゃべったりしないけど、すいている道を選んで通ってくれて料金そのまま、なんて言う素敵なドライバーがいます。
#お役立ちメモ
移動で使えるスペイン語です。簡単重視で丁寧な言い方ではないですが、、、
Quiero ir a 〇〇(キエロ イール ア 〇〇/〇〇へ行きたい)
Quantos dolares? (クアントス ドラレス?/何ドルですか?)
東南アジア最後のフロンティアミャンマー
東南アジアってバックパッカーにも普通の旅行者にも人気で、「普通」になってきた感じは否めない、、、、そこで浮上した選択肢がミャンマー!東南アジアの国だけどあんまり行ったことのある人がいない、東南アジア最後のフロンティアなんて言われてる国。
フロンティアだなんてみんなが行かない国に行きたい私にとっては超魅力的な響き(^^)
ということでミャンマーに行くことになったのですが得意の心配性発動。
政治のニュースによく出てくるってことはやばいのかな?大丈夫かな?
実際外国人の入国を制限しているような節もあって、去年やっと日本人のビザが廃止になったばかり。またビザがなければ入れなくなるかも!?なんて言われてるので生きたい人は今がチャンス!!
ミャンマーへは、行きはタイライオンエアを使ってタイのドンムアン空港経由で入りました。美しい夕焼けに迎えられてヤンゴンへ到着。空港を出ると東南アジア独特のあの匂いが待っていてくれました。
その日の宿まではタクシーで。ミャンマーはまだ観光化がさほど進んでいないのと国民の素朴な人柄が相まってか観光客からぼたくってやろうなんていう概念がないらしく、一度もぼったくられませんでした。タクシーも安心。ぼったくり防止でウーバーを使うことが多いのですが流しのタクシーを捕まえても全く同じ値段で驚き。
ミャンマーが最高に楽しかった理由の一つは物価の安さ。一万円両替なんかしようもんなら大量のミャンマーチャットの札束を手に入れて完全に富豪です。
物価が安い一方で、ぼったくられないし意外と先進的なおしゃれなお店も多いしご飯が本当においしいしでお金の使い甲斐もある最高の町ヤンゴン、、、
そう、ご飯がおいしいんです。「インド料理の辛さと中華料理の脂っこさを合わせた感じ」なんていう表現を聞いてビビり倒していたんですが、そんなことない。「日本人好みの出汁っぽいやさしさを加えた中華料理」って感じでしょうか。確かに油は多いですが気にならない。とにかくおいしくてご飯が進む進む。毎回出てくるミャンマーティーも最初は独特な味にぎょっとしますがいつのまにか虜に、、、
個人的にミャンマーは一番料理がおいしかった国ですねえ(^^)
田舎が好きな人はぜひミャンマーの田舎に行ってほしい。
ヤンゴンは結構都会です。有名チェーン店もあれば高層ビルにショッピングモール、みちょもきれいで快適です。
一方田舎は本当に田舎好きにはたまらない未開感。
ヤンゴンから車で七時間のモン州に近いパアンというところに行ったのですが、茅葺の高床式の家に水道も電気もない農村の村。
でも貧しくてかわいそうな感じは全くなく、人として大切なものを思い出して考えさせられるような不思議な感覚、、、
タナカといわれる木の粉で作った日焼け止めを塗って牛と走り回り、現地の子が木からとってくれたグアバをかじりながら赤土の道を山羊を横目に散歩する最高の時間、実際に体感するからこそ価値のあることだと思います。ぜひあなたも!笑
最終日はヤンゴンに戻って、シェッタゴンパゴダ(ヤンゴンの中心にある有名な寺)のライトアップが見えるルーフトップバーでぜいたくな時間を。
ハイネケンをサーバーごと頼み水たばこを吸い、カクテル片手に料理を頼みまくっても一人1500円ほど。最高ですね。
最終日はサーバーに惹かれてハイネケンにしましたがミャンマービールは本当におすすめ。
モンドセレクションを受賞したこともある実力派。舌が子供な私は苦くてビールが苦手なのですが初めて飲めたのがミャンマービールでした、それくらいおいしい!!
いやあ、ミャンマー最高、名残惜しい、、、
なんて思いながら今度はベトジェットで帰路に。
ベトナム経由なんですが帰りはトラブル満載でしたねえ、その話はまた飛行機編で。
By いずみ