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衝撃の宝庫インド

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インドの小学校でだるまさんが転んだ



インドはアジアの巣窟とかいろいろ噂されていて、バックパッカーにとってお世辞にも入門編とは言えない「やばい国」という話をよく聞きます。私はというと、バックパッカーとしての初めての目的地をうっかりインドにしてしまいました。何たる失態、、、

追い打ちをかけたのが「辛い物が無理」ということ。インドに行ったら毎日激辛カレー。

おかげで行く前の緊張がすごかったです。

トイレットペーパーを限界まで詰め込み、インド料理屋に通ってカレーの特訓をし(ついになれませんでしたが)、食べられる種類やダメなスパイスの名前とそれをオーダーする言葉を覚え、、、心配性がいかんなく発揮されましたね汗



そして迎えた8月、なぜか贅沢にANAに乗りムンバイに降り立ちました。ムンバイ行きの飛行機ではヒマラヤは見られませんが中国の有名都市の上を飛んでいくので楽しいですよ。

でも目的地はムンバイではなくチェンナイ。っということでついて早々国内線に乗り換え。その国内線でインドの洗礼を受けました。機内食のカレーが辛いからい、、、ヒーヒー言いながら食べていたら隣の席の現地人に爆笑され、代わりにおいしいカニ料理が食べられる店を教えてくれました(彼曰く辛くない、私には辛い)。



チェンナイはもとイギリスの植民地、警察もイギリス式の服を着ています。

一方で同じタミルナード州にあるポンディシェリは旧フランス植民地。街並みも景観の服もフランス式だし、ヨーロッパの顔立ちの人も多く見かけます。

そんなタミルナード州の中心部から田舎までぐるぐる回って二週間を過ごしました。



現地の学校、小学校から大学まで全部行きました。住んでいる地域によって社会的地位が違うので、お金持ちが通う学校、貧しい人が多い学校、なんてのがあるのも衝撃。逆に私立の学校のほうがいろんな階層の人がいるんだとか。そして階層も宗教も目で見て判断できるのが面白いところ。8割以上の生徒がヒンドゥですが、ゾロアスター教の人は髪が短いとか、見た目で分かりるらしい。私はついに見分けられませんできたが、、、

田舎のほうに行くとネックになってくるのが英語教育のレベル。公立学校では現地語での教育なので英語レベルが低いのですが、英語ができないとタミルナードを出て就職することは難しくなります。どの学校に通うかが子供の運命を分けます。

でも、英語を熱心に教えている学校でもなまりがひどく、私には聞き取れない英語、、向こうにも私の英語が理解できないようで、英語同士で話しているのに通じ合えないというカオスでした、、、



楽しみだったのが、ホステルでお湯が出るか賭けをすることと食事の勘定の値段を当てること。インドでは田舎に行くにつれて顕著に物価が下がります。ここはこれくらい栄えているからいくらだろう、、、と予想するのが楽しい。



絶対に持っていくべきなのは虫よけ、虫刺されとトイレットペーパー。

インドのトイレには紙がありませんから。



インドでの毎日は衝撃の連続、当たり前が覆されまくる刺激的な毎日です。

とにかくぜひ一度は行ってほしい!



By いずみ